痛みが起こる原因には、姿勢が悪いために起こるものや骨がもろくなって起こるもの、ガン性のもの、手術後に起こるもの、精神的なもの、運動不足によりものなどが挙げられます。
痛みと言うのは、感じ方が様々で、本人しかわからない測りし得ないものです。専門医とその問診を十分に行い適切な治療を一緒にしていきましょう。
症例腰椎椎間板ヘルニア
原 因 | 骨と骨のクッションの役目を果たしている椎間板の中心部にある髄核が、脊髄が入ってる脊椎管内へふくらんだり、飛び出したりして、腰や足の神経を圧迫し痛みが出たり、しびれたりします。 |
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治 療 | まず初めに、硬膜外ブロックを行います。これは体を横にして背中から針を刺して脊髄の少し手前で薬液を注入します。その他、痛い部分に注射する局注や大腿神経ブロック・大腿側皮神経ブロック・坐骨神経ブロックなども行います。 |
※硬膜外ブロックとは神経ブロックの種類で、神経やその近くに注射をして治療する方法です。専用の注射針を使って、局所麻酔薬を注射します。(麻薬ではありません。)
神経ブロックにより痛みは取り除くことは出来ますが、全ての人々の痛みが 完全になくなるというわけではありません。医師との相談とともに、骨の周りを補強する為のトレーニングを行っていくことが大変重要です。